もともと、歯医者さんに通ったことがないほど歯が丈夫だったので、「歯医者になろう」と思い始めたのは高校生になってからです。これまでやったことのないスポーツがしてみたい!とスポーツフェンシングがある共立女子第二高等学校へ進学。
大学進学をどうしよう?と思っていた時に、彫刻刀を使って消しゴムハンコを作っていたことから手先が器用なことを友達から言われて、「歯医者が向いているんじゃない?」と言われて、それなら……と大好きなディズニーランド近く(と思っていた)明海大学へ。
入学式当日、「歯学部だけ、埼玉県坂戸市になります」と言われてしまいびっくりしたことも覚えています(笑)。
歯科医師になった後は、大学病院に10年以上勤務。口腔外科医としていろんな患者さんを診てきました。救急で運ばれてきた外傷の患者さんを診たり、ガンの患者さんを診療することもありましたね。大学病院に勤務後、クリニック勤務へと場所を移した際に初めてクリニックの現状を知りました。と同時に、「自分で受け持った患者さんは、自分でしっかりと診たい。大学病院で培った技術で開業しよう」という思いに達しました。
小さくてもいいから、とここ地元で開業。姉や周りの方の支えもあり自分の理想となる診療体制を整えることができました。
女性医師、ということで手が小さいことから患者さんに大きな口を開けていただかなくても治療ができる点や、お子さん連れでも気軽に通えるといった点で患者さんに寄り添えていると思っています。
小児歯科、予防治療、矯正、審美治療など幅広く対応していますが大切なのは一人ひとりの患者さんにフィットする治療であることです。地元に根差した診療を行いたい、という気持ちから夏には医院の前でヨーヨー釣りなどの夏祭りを開催することもあります。
待合室が狭く、混み合うことも多い医院ですが、どうぞお気軽にお越しいただければ幸いです。